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2026年3月4日(水)

10:00〜17:00
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― 肩こりを「症状」ではなく「結果」として読み解く ―

「触れば楽になる。でも、また戻る」

 

肩こりは、
施術すればその場では楽になります。

実際に
・筋肉はゆるむ
・可動域も広がる
・お客様の満足度も高い

それでも、
なぜ肩こりは繰り返すのでしょうか。

多くの場合、
肩こりは「僧帽筋が硬いから」
「肩甲骨が動かないから」
と説明されます。

しかし臨床で起きているのは、
肩そのものが悪いわけではないという現象です。

 

肩こりは「肩の問題」ではない

肩こりとは、
僧帽筋や肩周りの筋肉が“頑張らされ続けた結果”として現れる症状です。

では、なぜ肩が頑張り続けるのか。

その答えは、
上肢帯(肩甲骨・鎖骨・上腕)をどう使っているかという「体の戦略」にあります。

  • 腕を動かすとき

  • 重さを支えるとき

  • 日常動作を繰り返すとき

本来は分散されるはずの負担が、
肩周りに集中してしまう。

その結果として、
肩こりという症状が現れます。

この講座では、
肩こりを
「ほぐす対象」ではなく、
体が選んだ使い方の結果として捉え直します。

 

講座内容

冒頭講話

『なぜ肩こりは、何度ほぐしても戻るのか』

・肩こりを「症状」として見る限界
・肩こりが生まれる体の戦略
・施術で見るべきポイントの整理

肩こりの正体を知る

「僧帽筋」から始めない肩こり評価

・肩こり=僧帽筋ではない理由
・僧帽筋が頑張らされる背景
・触る前に考えるべきこと

肩甲骨の動きチェック

可動域テストではなく「使い方テスト」

・外転制限型/後方制限型/前方制限型/回旋制限型
・動かない=悪、ではない
・その動かし方を体が選んでいる理由を読む

肩こりがある人と無い人の違い

・肩甲骨が「柔らかい人」が楽なのではない
・必要なときに、必要な分だけ使えているか
・肩甲上腕リズムの本当の意味

なぜ肩は、かたくなるのか

・上肢の重さという現実
・何もしていなくても、肩は支え続けている
・腕を動かすときの「支点」の問題
・負担が集中する体の使い方

セルフケアの考え方

ほぐすためではなく「使い方を思い出させる」

・肩甲骨ほぐし体操
・脊柱―肩甲骨の連動
・強くやらない、頑張らない
・動きやすさが残ることが正解

肩まわりのPNF施術

効かせる手技ではなく、判断を書き換える入力

・肩をどう使うかを再学習させる
・施術前後で何が変わるのか
・「楽になった」の意味を再確認する

 

この講座は、こんなセラピストのための講座です

・肩こりを触れば楽にできるが、なぜ肩こりなのか自信を持って説明できない
・筋肉ばかり触っていることに違和感がある
・楽になっても、戻る理由が腑に落ちない
・テクニックだけでは不安が残る

新しい手技を学ぶ講座ではありません。
今使っている技術を、理解した上で使えるようになるための講座です。

 

最後に

肩こりは、
その人の体が選んだ「最適だったはずの戦略」の行き止まりです。

体の悪いところを見つけるのではなく、体の使い方を読み解く。

その視点を持つことで、肩こりへのアプローチは確実に変わります。

肩こりを根本から見直したい方にも、解剖学の学びの入り口としても、
ぜひご参加ください。

【講 師】

上原 健志 (Takeshi Uehara)

【時 間】
6時間(途中休憩有り)

【受講料】
定価 33,000円(税込)

【割引適用】

◎過去に同一講座を受講された受講生は、「再受講制度」適用で半額になります。

【受講対象】
セラピスト・インストラクターなど、からだに興味のある方、「肩こり」に関心がある方大歓迎です。

【定員】
8名~20名(会場によって変動あり)

【持ち物】
必須:筆記用具・フェイスタオル1枚

任意:◎サンダル等(実技時、ベッドの上り下りの際に便利です)
   ◎カメラ等
    ※静止画は講座中ご自由に撮影して頂けます。
    ※実技のみ、動画撮影もして頂けます。(個人が復習を目的とした撮影)